1.まえがき
2024年11月30日に、鈴熊さん(X→https://x.com/Louisa_May_Alco)が主催の
「第五回鈴熊杯」が開催され、私も参加してきました。
鈴熊杯は過去に第二回(第四海域)と第四回(第七海域)に参加しましたが、
いずれも大破撤退によりストレートで通せず、苦い思い出が…
大会の概要はこちらをご覧ください。
個人戦の大会で参加者72名も集まるのはすごいですよね。
それだけ人数がいると当然タイム争いも激しくなるので、ストレートで通して上位3分の1くらいには入れたらなという緩い目標を掲げて臨みました。
今回の簡単なルールを言うと、
4-2→4-3→4-4→4-5→4-1の順に各海域のボスでS勝利を取っていき、
4-1から母港に帰ったタイムが最も早い人が優勝!です。
細かいルールは上記概要を参照ください。
2.結果
結果はなんと17分12秒で、
同時出走のCグループ内1位、総合3位でした!
試走の自己ベストを1分半も更新しており、自分が一番驚いてます。
過去の第四海域で目立った実績がないのに、今回WIN8で私に投票してくださっていた皆様、ありがとうございました!
出走部分の動画をYoutubeにアップロードしていますので
詳しく観たい方は下記動画をご視聴ください。
3.各マップと使用した編成について
攻略の順番で書いていきます。
〇4-2
・使用編成:正空2駆逐4
おそらく4-2では一番よく使われているであろう編成。
4-2は初手の羅針盤の固定が出来ず、上記編成ではAに85%、Bに15%で分岐するとされています。
ぶっちゃけて言うとここの分岐は実際まだ良く分かっていないらしい?
空母の開幕航空戦で敵を殲滅し、残った敵を射程超長の空母で落とすことが狙い。
航空戦で落とした数によってタイムの振れが大きくなります。
制空値はボス確保の84以上を目標に。
空母の全スロットに艦攻を積むパターンもありますが、その場合触接率は4%しかありません。
赤城に彩雲(偵四)☆2を積むことで、触接率は画像の通り83.6%に。
4機の威力はそこまで大きくないので、その1スロの手数よりも他全機の威力の底上げを狙った形です。
駆逐1隻を軽巡にして水偵を積み、触接率を底上げする編成もありますが
そちらはAへの分岐が70%に落ちてしまいます。
70%なら攻めてもいいかな、というところですが経験値カットのこともあり今回は安牌を取りました。
☆出走時の流れ
初手の分岐は85%を引きAマスへ。
Aマス:開幕4隻落とし、同航戦。砲撃戦は空母2回、敵砲撃無し。
Cマス:開幕5隻落とし、T有利。砲撃戦は空母1回、敵砲撃無し。
Lマス:開幕4隻落とし、反航戦。砲撃戦は空母2回、敵砲撃1回。
→沖波がタ級の砲撃を受けるも小破で耐えるファインプレー!
区間タイム:出撃→4-3出撃まで2分54秒
4-2はほぼ理想的な動きが出来ました。
〇4-3
・使用編成:軽空2軽巡1駆逐3
4-3は第四海域の中でも屈指のRTA泣かせの海域です。
この編成ではHマスの羅針盤でボスへの固定が出来ず、10%の確率でIマス(戦闘あり)へ逸れる魔のマップ。
逸れると約4分のロスになるだけあって、ここだけは下振れて欲しくないと出走する人全員が祈っています。
編成としては、空母の開幕で敵を減らし残った敵を空母と軽巡で蹴散らす、
ボスは随伴を開幕で焼き払って駆逐の対地攻撃を刺していく形です。
制空値を72以上120未満とし、道中Hマスで制空確保、ボスは拮抗に調整した編成です。
あとは対地装備については、一部の装備を載せていると港湾棲姫(ソフトスキン型陸上敵)を攻撃する際にエフェクト(大発が敵まで進んでいくアレ、WGはポンポン撃つやつ)が出て遅くなってしまいます。
ソフトスキン型に対しての装備によるエフェクトの有無は自分の手で検証できていませんので、詳細は各自で確認お願いします。
(今回の装備構成も先人の真似事なので・・・)
また、ボスが4隻・5隻・6隻のパターンがあり、RTAなら4隻編成を引き当てたいところ。
☆出走時の流れ
Dマス:開幕2隻落とし、T有利。砲撃戦は空母2回通常3回、敵砲撃1回。
Hマス:開幕1隻落とし、同航戦。砲撃戦は空母5回通常2回、敵砲撃2回。
Nマス:開幕2隻落とし、T有利。砲撃戦は空母3回通常6回、敵砲撃2回、中破演出1回。
※ボス6隻編成
区間タイム:出撃→4-4出撃まで3分46秒(4-4プリセット展開+補給含む)
4-3は道中ボスともに開幕航空戦で落とせず時間がかかってしまった。
ここがスムーズに行っていれば17分切りもチャンスがあっただろう。
〇4-4
・使用編成:正空2軽空1軽巡1駆逐2
ウィークリー西方海域任務をここで消化している方も多いのではないでしょうか。
4-4ではスタンダードな編成だと思います。
ここも空母の開幕航空戦で敵を焼き払い、残存した敵を空母の砲撃戦で仕留めるプランです。
制空値は道中ボスともに確保の144以上とし、赤城・加賀の2隻は4-2と共有しています。ちなみに触接率は100%です。
問題はEマスで、潜水艦が確定で4隻出現します。
軽空母に先制対潜をさせない構成もありますが、射程的な問題があり私は軽空母に先制対潜をさせて、先制で落としきる作戦にしました。
龍鳳のTBM-3W+3Sはそのためです。
☆出走時の流れ
Aマス:開幕5隻落とし、反航戦。砲撃戦は空母1回、敵砲撃0回。
Eマス:同航戦、先制対潜で終了。
Iマス:開幕2隻落とし、T有利。砲撃戦は空母3回通常3回、敵砲撃1回。
Kマス:開幕3隻落とし、反航戦。砲撃戦は空母3回通常1回、敵砲撃空母1回通常1回。
区間タイム:出撃→4-5出撃まで4分04秒
4-4は、良くも悪くもという形だったと思います。
もう少し開幕が上振れてくれたら良かったなと。
〇4-5
・使用編成:戦艦2航巡2正空2 高速+統一
改修済み新型缶による高速化の仕様変更および補強増設へ三式弾が積めるようになったことにより生まれた編成。
道中は開幕航空戦と戦艦の単発攻撃で、ボスでは航空戦で雑魚敵を落とし、残った艦を大和・武蔵タッチで仕留める構成。
制空値はボスで制空優勢(207以上)となるように調整。
ボスマスで適用される気球を1個装備しているので、艦隊全体に1.02倍のキャップ後補正がかかります。
触接率は画像の構成で確保86.7%・優勢53.4%ですが、熊野の気球を例えば紫雲に変えれば触接率は確保99.4%・優勢98.5%になります。
ボスでほぼ確実な触接を取るか、全体バフを取るか。
悩みぬいた結果、出走直前に気球へ変更しました。
星貝さんの走りを見て気球採用を決意したのはここだけの秘密
初戦のDマスは潜水のみ出現するので短縮のため対潜せず雷撃をいなします。
航巡に瑞雲系を積んでしまうと対潜攻撃してしまうので、そこが注意点ですね。
あと高速+忘れも結構やらかしてしまいがちなので組んだら必ず確認しましょう。
あと、この4-5編成だけは今回使った中で唯一経験値カットできませんでした。
大和・武蔵の99は居ましたが、赤城・加賀の2セット目がカンストしておらず無理して他の空母にすると手数や打点が下がってしまうため、経験値カットを諦めました。
今大会ではこの編成の採用が多かったように思います。
☆出走時の流れ
Dマス:反航戦、中大破なし。
Hマス:開幕3隻落とし、同航戦。砲撃戦は通常3回、敵砲撃0回。
Tマス:開幕3隻落とし、同航戦。砲撃戦は通常1回、敵砲撃1回にタッチ3発。
区間タイム:出撃→4-1出撃まで3分12秒
艦攻の数から考えると、開幕航空戦は悪くなかったと思います。
〇4-1
・使用編成:航巡1軽巡1駆逐4
空母を使わない制空無視の水雷系編成。
2本の先制雷撃で頭数を減らし、単発砲撃でサクサク進めていくプラン。
また、初月はこの装備では対空カットインが91.9%の確率で発動します。
道中は敵に空母がいないので良いですが、ボスは6パターンある編成のうち空母のいないものが3パターンあります。
初月は火力が盛れるので、ボスで空母を引かないことを願ってこの構成にしました。
4-1は4-3に次ぐ羅針盤運が重要なマップで、この編成では初手の分岐がAかCのランダム(50%)となっています。
Cマスに進めばOK、Aマスに進むと道中に資源マス演出と1戦がプラスされ、その増えたDマスは潜水混合という嫌らしい編成。
今回は何とか50%を通してCマスに行けました。ありがとう羅針盤。
☆出走時の流れ
Cマス:開幕雷撃1隻落とし、同航戦。砲撃戦は通常4回、敵砲撃3回。
Hマス:開幕雷撃2隻落とし、同航戦。砲撃戦は通常6回、敵砲撃2回、閉幕雷撃。
Jマス:開幕2隻落とし、同航戦。砲撃戦は通常6回、敵砲撃2回、大破演出1回。
※空母あり編成で対空カットイン発動。
区間タイム:出撃→母港まで3分20秒
まずは羅針盤に打ち勝てたので、一安心といったところ。
ただ、2戦目で閉幕雷撃までもつれたこととボスで空母無し編成を引けなかったことが悔やまれる。
今回使用した編成は、下記リンク先で詳細を確認することが出来ます。
第一艦隊から4-2→4-3→・・・4-1としているのでご注意ください。
4.使用したチャート
今大会の出走時に使用したチャートは下記画像の通りです。
※4-2は修正済みです。
どこにどの艦隊で出るか、どこにプリセットを展開するかなど、気を付けるべきところは書き出したつもりです。
5.出走を終えての感想
今回は羅針盤勝負に全て打ち勝ち、交戦形態にも恵まれて自分でもびっくりするくらいの記録を出すことが出来ました。
艦隊というよりは、かなり運が良かったと思います。
4-3で航空戦が奮わなかったことと、4-5で経験値カットが組めなかったことが悔しいです。
16分台を出せるチャンスだったので、いい記録ではあったものの悔しい部分もあり…
次に第四海域を走るときは更に艦隊と装備をブラッシュアップして臨みたいと思います!
6.あとがき
第四海域は羅針盤勝負はもちろん、空母を多用する関係で質のいい艦載機をどれだけ持っているかが肝になるため、その配分が一番苦労しました。
後は小口径主砲の改修が全然足りていないということですね。
これは10月の半日戦果終わった直後にモガドールと時雨をケッコンしてしまったせいでもあるのですが。
逆に言えばまだ伸びしろがあるということなので、もっと精進します。
今回、鈴熊杯を開催いただいた主催の鈴熊さん、運営に関わったスタッフの皆様。
そして、共に走者として走った皆様。
お疲れさまでした&ありがとうございました!
また、鈴熊杯や他の大会でご一緒する際はよろしくお願いします。
☆おまけ