つかぽんのひとりごと

つかぽんがつらつらと綴る場所です。

提督経験値カンスト前に挑戦した半日戦果のお話(3-4と7-1)※2022.2/16追記・修正

※2022.2/16追記

3-4の先制雷撃についての項目で、夕張からル級・ヲ級への雷撃ダメージの画像のところが砲撃戦の画像になっていました。

画像の差し替えと、当該項目の文章に大幅な追記・修正を行っています。

修正のうえお詫び申し上げます。

 

〇まえがき

2021年11月28日にAny%(3-4)、12月12日に7-1オンリーの半日戦果に挑戦し、それぞれ455・285(2022年1月30日時点でそれぞれ歴代4位、歴代3位)でした。

本記事は挑戦時の備忘録も兼ねて残しておこうと思います。

 

半日戦果がどんなものか、についてはこの記事を閲覧している皆様ならご存じの方が大半でしょうから割愛します。

簡単に言えば、ランキング更新間の12時間でどれだけの素戦果(出撃にて得られる戦果)を稼ぐことができるか?というものです。

 

※注

この記事は自分の備忘録がてら執筆しています。

いつか上限解放されて再度挑戦するときに、自分の感覚を思い出すためでもあります。

こういうことを考えながら組んだんだな、というところをご理解ください。

間違っていることも言っている箇所もあるかもしれないので、そういう箇所があればこっそり心の中で笑い飛ばしてください。

 

あと、つらつらと書きたいことを書いているのでかなり長いです。

 

〇Any%(3-4)半日戦果について

Any%レギュレーションはどの海域に出ても良いというルールですが、戦果効率の点で3-4下ルート一択です。3-4の戦果がナーフされない限りはまず変わることはないでしょう。

下記画像の通り3-4下ルートは今回使用するような編成で出撃すると、道中1戦でボスに到達することができます。

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ちなみに、通常海域でボスS勝利時に得られる戦果のTOP3は下記の通り

1位:6-5 戦果2.464

2位:5-5 戦果2.436

3位:3-4 戦果2.324

 

なんと3-4は僅差で3位です。1位の6-5は1周が長い、2位の5-5も道中戦多くボスともにに敵が強く周回に向かない。そんな中、3-4は編成に制限はあれど道中1戦でボスに行くことができてしまうのです。

時間当たりの戦果が重要な半日戦果では、現環境において3-4下ルートに並ぶ海域はありません。

 

3-4下ルートで使用する編成は

航巡1・軽巡2・駆逐3 です。

3-4ボスの編成に対して少々心許ないですが、そのデメリットと引き換えの道中1戦というわけです。

 

・使用した編成

使用した編成のデータを詳しく見たい、自分でいじりたい方は下記にJervisのリンクを貼っておきますのでご自由にお使いください。

jervis.page.link

 

今回使用した編成は下ルート4艦隊ローテです。

 

第1艦隊

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第2艦隊

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第3艦隊

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第4艦隊

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・フライング用6-5編成(筆者はネルソン入り下ルート編成を使用)

 

・3-4高速+編成(正空2軽空1軽巡1駆逐2)←疲労調整用として用意したが結局使用せず。

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道中2戦+うずしおでボスに到達できる編成です。

3-4半日戦果聡明期に採用されていた疑似空6ルートよりも1戦少なく、戦闘の運びによっては少しグダった下ルートに匹敵するくらいの速度が出ます。

ただし、空母に女神を積まない関係上撤退リスクがあるのがデメリット。

 

装備構成としてはボス到達時に制空値84以上になるよう100前後(艦攻積んだら自然と100超える)に調整します。

赤城の彩雲と由良の紫雲により、制空優勢でも触接開始率100%になります。

駆逐艦に電探を積んでいるのは、道中に強うずしお(燃料)があるためです。

 

・余った時間用3-2高速+編成(軽巡1駆逐5)

余った軽巡駆逐艦で適当に組んだので割愛。

 

〇編成で気を付けたこと

①制空値について

制空値は84以上まずはここから、これを満たさなければ始まりません。

ボスではヲ級Flagshipが2隻または1隻の編成が出てきますが、ヲ級2隻編成で制空優勢を取るのに制空値84が必要です。

3-4下ルートを組んだことがある人ならある程度共感してくださると思いますが、この編成で制空値84というのがとても絶妙な値なのです。あと1~2足りないが何度あったことか

筆者は改修が全然できてないので制空役にスロットをかなり割いていますが、改修した対空5の水戦や複数の瑞雲12型(六三四空)や瑞雲(六三四空/熟練)があれば多少圧縮することができます。

 

水上爆撃機の対空射撃回避と積み方について

瑞雲などの水上爆撃機を装備する際は、対空射撃回避の有無と搭載機数に気を付けましょう。

(または熟練度がなくても制空値84以上を維持できる積み方にするなど。)

ボスで枯らされて熟練度が落ち、ぎりぎりで調整していた制空値が落ちて優勢が取れなくなることは避けたいです。

 

ボスで枯らされないための対空射撃回避の有無と機数の条件は下記の通り。

 

対空射撃回避なしの場合は4機以上

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対空射撃回避弱の場合は3機以上

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対空射撃回避中以上の場合は2機以上

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水上爆撃機で対空射撃回避があるのは瑞雲系です。

・対空射撃回避 弱

瑞雲(六三四空)、瑞雲12型

 

・対空射撃回避 中

瑞雲12型(六三四空)、瑞雲(六三四空/熟練)

 

・対空射撃回避 強・最強

瑞雲改二(六三四空)、瑞雲改二(六三四空/熟練)

 

③制空値を満たした後の積み方

制空値を満たしたら、あとは残りのスロットを埋めていくのみです。

駆逐は基本的に主砲・主砲・電探で、雷巡チ級Flagshipに対して(Jervis上で算出される)命中率が90%以上を目標にしています。

本当はちゃんと手計算で叩いて確認するのが確実です。筆者は非常に面倒くさがりです。

例えば、第1艦隊の綾波では93%です。

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火力優先にしても当たらなければ意味がないという思想で組んでいるので、上記編成でイタリア主砲(命中+3付き)を採用しています。

チ級基準なのは、道中でも最大3隻出現するうえに打ち漏らして雷撃を撃たれた場合、高確率で壊されてボス戦にも影響を及ぼす程厄介だからです。

確殺でなくとも中破には持っていきたいのでまずは当てることが大事、ということです。

これも小口径および中口径主砲、電探がちゃんと改修できていればその分命中率が上がるので改修をしっかりすることが大事です。イタリア主砲に頼る必要もなくなります。

 

駆逐に搭載する電探は、航巡や軽巡の砲撃順を邪魔しないように射程短にしています。

射程短の小型電探でおすすめなのが22号水上電探改四22号水上電探改四(後期調整型)です。

22号水上電探改四は鳥海改二や白露改二(+4を持ってくる)牧場で調達し、改修すると良いでしょう。+6までなら比較的簡単ですが、それ以降は共食いとなることに注意。

筆者は数を揃えるのに精いっぱいで+6以上の改修に手を付けることができませんでした。

 

ちなみに、Lv.175雪風改二に10cm連装高角砲+高射装置MAX×2+22号水上電探改四MAXという構成にするとボスで出現する駆逐ハ級後期型に対して96%である以外、他の全敵に対して命中キャップ(97%)に到達することが可能です。

 

航巡や軽巡は制空値84以上を満たしつつ、連撃可能で火力と命中率がある程度バランスが取れるように組んだつもりです。

とはいえ、明確な火力ラインや命中率というのは特に考えてはおらず、手持ちの限りある装備をいかにバランス良く4つの艦隊へ割り振るか、の方を優先していました。

 

④ヲ級棒立ちについて

採用する装備や艦娘、改修の度合いにもよりますが確率でボスで空母ヲ級の艦載機を枯らすことがあります。

上記の第一艦隊の場合、ヲ級1隻のみの編成であれば10%の確率で棒立ちにできます。

(ヲ級2隻編成の場合はそれぞれ5~6%程度になります)

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空母は砲撃戦の演出が長いので、できる限り敵空母を動かさないことが周回時間の短縮に繋がります。

雪風に積む10cm連装高角砲+高射装置や、夕立や綾波に積むA型改三やB型改四をしっかり改修することはここでも効いてきます。

ただし、棒立ち狙いに特化しすぎた編成・装備構成にするのは個人的にお勧めしません。

思ったよりも棒立ち率が高くならないのと、火力が低くなりがちで棒立ちのメリットよりもデメリットの方が大きくなってしまうからです。

棒立ちしたらラッキー!程度に考えた方が精神衛生にも良いと思います。

 

⑤先制雷撃の有無

※夕張のル級・ヲ級への雷撃ダメージを示した画像が砲撃戦のものになっていました、大変申し訳ありません…

画像を差し替えのうえ、ここの項目の文章も追記・大きく修正しています(2022.2/16追記・修正)

 

3-4下ルートにおける先制雷撃の採用は一長一短があります。

・メリット

①道中戦の敵に対して強力であり、戦闘時間の短縮や砲撃戦・閉幕雷撃での事故を減らすことが期待できる。

②ボス戦で軽巡駆逐艦を先制雷撃で処理することができれば、火力担当艦(航巡や軽巡)の砲撃がル級・ヲ級に行く確率が上がる。

また、先制雷撃でル級・ヲ級を半壊させて砲撃戦で仕留めるということもできる。

 

・デメリット

①ボス戦で反抗以下では、先制雷撃ではル級やヲ級に十分なダメージを与えられる確率が低い。

②限られた艦で制空値を満たす関係上、雷撃を採用した艦は砲撃戦火力にやや劣る。

③先制雷撃を採用しない編成と比較して、1周につき先制雷撃2回分の時間(約8秒)が余計にかかってしまう。これを上回る効果がなければ純粋にロスとなる。

 

 

上記編成第4艦隊の夕張の装備構成で、道中戦のチ級・ヘ級の両Flagshipに同航戦で雷撃を撃った際のダメージが下記画像の通り。

同航戦以上なら先制雷撃が当たれば、道中戦のどの敵に行っても確殺です。

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反抗戦の場合がこちら。

チ級は確定中破、低確率でワンパン。へ級は反抗でも確殺できます。

チ級を中破以上にできるのは、閉幕雷撃の事故を防ぐ意味でもかなり大きいです。

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このように、T不利を引かない限りは道中戦ではほぼ確実に成果を出してくれる頼もしい存在です。

 

それでは、ボス戦の硬い敵であるル級・ヲ級の両Flagshipに対してはどうでしょうか。

同様に夕張で同航戦で雷撃を撃った際のダメージはこちら。

ヲ級は確定で中破の低確率でワンパン可能、ル級はそこそこの割合で中破にできます。

空母の砲撃戦は演出が長いので、先制雷撃で中破以上にできるのは美味しいです。

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T有利では当たれば確定で中破以上で、ワンパン撃破の確率も上がります。

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次に反航戦の場合。

クリティカルを引かないと大きなダメージを出すことが難しくなります。

ですが、ヲ級に対しては中破以上にできる可能性はそこそこあります。

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ちなみにT不利では、クリティカルを引いたうえで上振れないとダメージが期待できません。

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ちなみに、ボス編成同航戦で夕張の装備構成で砲撃戦を行った時のダメージがこちら。

同航戦ですらほぼ割合ダメージになってしまいます。

雷撃特化の装備構成ではこのように砲撃戦火力低下の影響が無視できなくなってしまいます。

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以上のことから、先制雷撃を採用するかどうかは

必ず発生する先制雷撃の演出分のロス以上に得られるメリットが大きいかどうかを判断して決めることとなります。

筆者は過去の挑戦で先制雷撃あり・なしの両方の編成を使用して挑戦してきましたが、個人的には先制雷撃なし寄りの方です。

7-1と同様に先制雷撃の有無は、走者によって大きく異なる要素です。

 

今回使用した第4艦隊で夕張の先制雷撃を採用しているのは、1艦隊だけでもLv.175カットを組みたいと思った際に、残った軽巡の中で3-4で採用できそうなのが夕張しか残っていなかったからです。

 

⑥運改修と耐久改修

運は命中率や回避率が上がりますし、耐久改修で4n(特に12nは一撃大破率が高い)を脱出することで一撃大破率を下げることができます。

ただし、運上げによる命中率や回避率の上昇はかける労力に対して微々たるものになります。本当に最後の仕上げとして行うのが良いでしょう。

実際に走ってみた感覚から言うと、駆逐艦の4n脱出はできる限りした方が良いと思います。

 

〇事前準備

①使用する艦娘のcond値は演習を使って全員100にしておく。

②ドロップカットのため母港を埋めておく。

③BGMを切る。(ボイス・SEは付けたまま) 

→おまじないに近いけど昔からずっとやっているので。

④女神をすぐに積み直せるようにしておく。

→3-4半日戦果では、少なからず女神を消費する場面があります。

その際積み直す必要がありますが、増設穴を選択した際に女神の前にソートされる下記装備を全て適当な母港の艦娘に積んでおくことで、女神をすぐに選択することができ時間短縮に繋がります。

・増設枠に装備可能な高角砲

・タービン

・機銃

・応急修理要員

 

⑤12時間で必要な飲食物を用意する。

→総菜パン、おにぎり、サンドイッチやゼリー系など簡単に食べられる系統がおススメ。利尿作用を促進するカフェイン等が入った飲み物は避ける。筆者はいつも2Lペットボトルの麦茶でした。

 

⑥しっかりと睡眠を取る

→長丁場の挑戦になるので、睡眠はちゃんと取りましょう!

 

⑦6-5編成を除く使用する編成を全てプリセットに登録しておく。

疲労調整や間違って展開してしまった時などにリカバリーするため。

 

〇実際の回し方

①第1~第3艦隊にそれぞれ3-4下3編成を、第4艦隊に6-5編成を展開しておく。

 

②開始20分前くらいに第4艦隊で6-5に出撃する。

→万が一失敗してももう一度出撃し直せるくらいの余裕を持つ。

 

③2時 or 14時になる前に、ボスでB勝利以上が確定した状態で撤退 or 夜戦追撃の選択画面で止められるよう適度な力で敵を倒す(筆者は輪形陣で舐めプしました)。

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④2時 or 14時になったら、5秒程待ってから撤退ボタンを押す。

→実際の時刻とサーバーの時刻にはラグがあり、早く押しすぎると挑戦の時間帯の戦果に入らないことがあります。

筆者は過去に敗北した苦い経験があるので5秒待つことにしています。

 

⑤母港に戻ったら第4艦隊に3-4下4艦隊を展開し、第1艦隊で出撃する。

 

⑥母港に戻ったら第1艦隊の補給と入渠を実施。6-5で小破以上の艦が居る場合はここで直しておく。

 

⑦再び第1艦隊で出撃。4回出撃するまで繰り返す。ここでキラが剥がれ疲労がつく。

 

⑧次は同様に第2艦隊で4回出撃する。

 

⑨同様に第3艦隊で4回出撃する。

 

⑩これ以降は第1→第2→第3→第4と出撃し、4艦隊出撃が終わったところでまとめて補給と入渠を実施。

 

⑪⑩の順番は、cond値の回復度合いによって臨機応変に変える。

→実際に途中から1→4→2→3になったりしていた。

 

⑫下ルート4艦隊のみのローテーションでcond値回復が追い付かない場合、プリセット登録しておいた高速+を展開して出撃し凌ぐ。

→すでに触れたとおり、高速+編成は結局使用することはありませんでした。

 

⑬12時間経つまでひたすら⑩~⑫を繰り返す。

 

⑭バケツは中破以上は必ず、小破でも中破寄り(HP75%以下が目安)はかける。

→中破以上が少ない場合は、小破したてのような艦もついでに直す。

 

⑮残り時間が3分30秒以上あれば3-4へ、3分前後であれば3-2高速+編成を展開し3-2へ出撃。1-2分しかない場合は道中の提督経験値の多い3-4または6-5へ出撃。

 

なぜ⑦~⑨のように1艦隊をキラが剥がれるまで連続出撃させたのかというと、単純に強い順に艦隊を並べていたからです。

できる限り強い第1~第2艦隊を使いたいのと、他の艦隊の出撃時に疲労回復することができるのでキラが剥がれて疲労がつくまで出撃させ、次の艦隊のキラ消費中に回復させようということです。

 

今回は想定よりも4艦隊のローテーションで疲労管理が何とかなったので、高速+編成の出番はありませんでしたがキラが剥がれる3出撃くらいは使った方が良かったかもしれません。

 

〇実際の出撃データ

挑戦日時:2021年11月27日 14:00~11月28日 2:00

 

6-5ボス戦 A勝利

3-4下ルート 191周 道中ボスともに敗北なし

3-2高速+ 道中1戦 S勝利したところで時間切れ

 

挑戦前提督経験値&資源

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終了後提督経験値&資源

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提督経験値からの獲得戦果計算

356257070 - 355603486 - 260×3(フライング6-5道中3戦S勝利分) -  1740(時間切れ後3-2ボスS勝利分)

= 651064

 

戦果は 提督経験値 × 7 / 10000 で算出できる。

651064 × 7 /10000 = 455.7448

これが今回の挑戦で稼ぐことができた戦果の実数値です。

 

消費資源は下記の通り。

燃料:27021

弾薬:14009

鋼材:23036

ボーキ:1380

バケツ:415

女神:確か7か8個だったと思います。(メモが見つかったら正確な数に書き換えます)

間宮・伊良湖:使用無し

 

挑戦前戦果反映ランキング画面

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挑戦後戦果反映ランキング画面

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挑戦後戦果 - 挑戦前戦果 

8861 - 8406 = 455

 

提督経験値から算出した戦果と同じになりました。

ちなみに、ランキング画面で表示される戦果値は実は小数点以下も計算されています。

現在の戦果値を小数点以下まで把握できたならば、調整することで実際に稼いだ戦果の整数値を1繰り上げることもできます。

今回は稼いだ戦果が455.7448でランキング表示では繰り上がっていないので、挑戦前(正しくは6-5ボス戦突入前)の戦果の小数点以下は0.2551以下だったということになります。

 

小数点以下の把握は難しく調整も時間がかかるものですが(やり方はここでは割愛します)、これができると少しだけ得になります。

 

〇更に記録を伸ばすためには…?

①経験値カットで揃える。

最も確実に周回時間を減らすことができる手段です。やらない手はありません。

筆者は使う艦(特に航巡と火力軽巡)のレベリングができていませんでした。

過去に60fpsで経験値演出の有無を録画し、時間の差異をフレーム計算したところ1戦につき2.5秒という結果が出ました。

今回、経験値カットのない第1~第3艦隊での周回数が147周で、1周当たり2戦なので計294回の経験値演出がありました。

今回の挑戦の場合第1~第3艦隊をそのまま経験値カットにするだけで、294 × 2.5 = 735秒(12分15秒)もの短縮になります。

単純に12時間で191周したとすると、補給入渠コミコミの1周平均は3分46秒となります。

12分あれば3-4下ルートを余裕で3周追加できるので、これだけで戦果が7.2前後増えます。最後の3-2出撃分を考慮し、最後の補給入渠を節約すればぎりぎりもう1周ねじ込めそうなので、そうなると約10増えることになります。

つまり、今回のような編成でも余裕で460は越えられるということです。

 

②間宮・伊良湖の使用

執筆時点での2期半日戦果の1位(477)と2位(475)では、間宮・伊良湖を積極的に使用して艦隊のキラ維持をしながら周回しています。

各艦隊に間宮・伊良湖を使用し、3ローテほど出撃してキラが剥がれたら間宮・伊良湖を使用、3ローテ出撃・・・をひたすら繰り返します。(状況によって節約することもあります)

 

実際に間宮・伊良湖なしで走って感じたのは、キラ維持の威力は絶大だということです。

キラ維持することにより、

1. 命中率を底上げすることができる。

→これにより装備構成を火力に振ることができる。

 

2. 回避率が上がる

→被弾が減り中大破演出が少なくなることによる短縮

メイン火力の航巡や軽巡が壊されにくくなることでボス戦が円滑に進む(傾向になる)。

中大破が減ることで入渠操作が少なくなり短縮できる。

 

以上の2点が期待できます。

間宮・伊良湖使用時の演出がロスとなりますが、上記の短縮分が大きく結果的にメリットとなっているわけです。

 

間宮・伊良湖キラ維持の欠点は、1回の挑戦でおおよそ60セットの間宮・伊良湖を使用するのでそれだけで3万円以上の出費となる点です。

 

 

〇7-1オンリー半日戦果について

改めて説明する必要もないとは思いますが、

7-1オンリーとは、文字そのままの意味で7-1のみの出撃による半日戦果です。

2018年11月中旬に獲得戦果が半分にナーフされたものの、沢山の方が走っているレギュレーションです。

2021年11月~12月の間に7-1オンリー半日戦果を競う大会を開催しましたが、そこに詳細がありますので詳しいルール等は下記の記事を参照ください。

tsukapon-xbcc.hatenablog.com

 

ここでは、上記大会期間中に主催枠として走り285を出した挑戦について書いていきます。

 

〇使用した編成

3-4と同じく、Jervisのリンクを貼っておきます。

詳しく見たい、いじってみたい方はご自由にお使いください。

jervis.page.link

 

今回使用した編成は軽巡1駆逐4の3艦隊ローテです。

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画像のように、

D(潜水)E(燃料)G(水雷H(潜水)K(潜水)

というルートを通ります。

 

第1艦隊

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第2艦隊

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第3艦隊

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・予備艦隊(フライング出撃、時間調整用)

余った艦娘と余った対潜装備で適当に組んだ編成なので割愛。

 

〇編成で気を付けたこと

①対潜火力ラインは単横陣+T不利でソ級Flagship確定中破を目標に。

T不利でソ級Flagshipを確殺できるのは選ばれしごく一握りの艦娘しかいないので、確定中破を狙います。命中キャップで外す(3%)ことがなければ2発で倒すことができ、T不利でもボスでの閉幕雷撃を阻止しやすくなります。

ちなみにT不利ソ級Flagship確定中破ラインにすると、ソ級Flagship以外をT不利確殺でき、反航戦以上なら7-1で出現する全潜水艦を確殺できます。

 

今回使用した編成では、第4艦隊の夕張だけ少し足りていませんがそれ以外は①に到達しています(しているはず・・・)。

 

②艦隊内の対潜火力はできる限り揃える

単純にキラ分散のためです。水雷マスで軽巡に、対潜マスでは駆逐にMVPを取ってもらうのが理想です。

ですが、実際に走ってみると結構偏ります。射程中の軽巡がいるのもその要因ですが…。

確殺ラインを少し下回るくらいに調整して旗艦に置き、随伴にMVPを取ってもらう方法もありますが、確殺ラインを優先したかったので採用を見送りました。

 

③素火力の高い艦娘を採用する。

これは言わずもがなではありますが、高い素火力+ソナーの改修で上がる火力で2戦目の水雷マスを殴り飛ばすものです。

綾波や夕立をはじめとして、長波、白露、黒潮、陽炎etc…

軽巡は射程の問題を置いておくならば火力・対潜ともに優秀な矢矧改二乙が筆頭でしょうか。

 

④先制雷撃の有無

7-1オンリーの走者でも、先制雷撃を採用する人・しない人が居ます。

筆者はこれまで数回にわたり7-1オンリーを走っていますが、先制雷撃は一度も採用したことがありません。

先制雷撃を採用するメリットは、水雷マスで先制雷撃により敵の頭数を減らし閉幕雷撃を阻止しやすくなること、先手で敵を処理することでこちらの被弾も抑えられる可能性が高まることです。

デメリットとして、先制雷撃演出(約4秒)が1周につき1回必ず発生すること。

先制雷撃で頭数を減らせなかったり、閉幕雷撃を許してしまった場合は先制雷撃の意味がほとんどなくなってしまう。

潜水マスで先制対潜で敵を撃ち漏らしてしまった場合、敵に先制雷撃を撃たない艦(ノーマル潜水)のみ残っていてもこちらが先制雷撃を撃ってしまう。純粋なロス。

→未だになんでこの仕様にしたのか理解に苦しみます

 

以上を勘案して、筆者の考えではデメリットの方が大きいとみて採用を見送っています。

ですが、ここ最近の好記録でも先制雷撃を採用した編成があり、一旦考えを改めなければならない時期が来たのかなとも思っています。

 

⑤耐久改修と運改修(+対潜改修)を行う

3-4の項目でも述べましたが、耐久改修と運改修による恩恵は少なからずあります。

記録を狙うのであればできる限りの範囲でやっておくべきでしょう。

 

〇周回の流れ

 

事前準備は3-4の項目で述べたものとほぼ同じなので割愛。

①第1~第3艦隊にメインの3艦隊を、第4艦隊に予備艦隊を展開しておく。

②2時 or 14時になる前に、予備艦隊で出撃しボスの陣形選択画面まで進んでおく。

③開始19~20秒前になったら単横陣を選択する。

→最短先制対潜3回でリザルト入りをすると、陣形選択をしてからリザルトに入るまでおおよそ25秒程度かかる。

サーバー時刻のラグも考慮して20秒弱くらいで選択するようにしていました。

 

④第1~第3艦隊で順番に出撃する。

→ただし、補給は2ローテごと(ここ重要!)に行う。

入渠は必要に応じてローテの終了時点でまとめて行う。

 

⑤バケツラインは中破以上は必ず、小破は中破に近いものはかける。

→3-4とほぼ同じような基準です。

 

※2ローテ補給をする理由

7-1を1周した後の燃料と弾薬の残量は、燃料56%・弾薬80%となります。

補給せずに2周すると2周目の水雷マス時点で燃料48%、弾薬80%、ボス到達時点で燃料20%・弾薬60%となります。

火力低下の補正がかかる弾薬ペナルティは残量が50%未満で発生するので、2周までなら補給なしでも火力低下無く周回が可能です。

燃料ペナルティによる回避のマイナス補正は燃料残量75%を下回ったところから発生します。が、影響を受けるのはほぼ水雷マスと見て良いです。

(単横陣には1.3倍のキャップ前回避補正が付くことと、そもそも命中キャップで外して撃ち漏らすことが少ない対潜マスではそこまで考えなくてもよい)

補給を2ローテごとにすることで、1ローテごとの場合と比較して補給にかかる時間を短縮できます。

 

 

〇出撃データ

挑戦日時:2021年12月12日 2:00~12月12日 14:00

 

フライングボス戦 S勝利

7-1周回数 193周

道中2戦 S勝利

 

挑戦前提督経験値&資源

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挑戦後提督経験値&資源

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※ちなみに、この後40分後に提督経験値3.6億到達しました。

 

提督経験値からの獲得戦果計算

359978292 - 359571508 - 140×3(フライング道中3戦S勝利分)

= 406364

 

戦果は 提督経験値 × 7 / 10000 で算出できるので、実際に稼いだ戦果は

406364 × 7 / 10000 = 284.4548

となります。

 

消費資源は下記の通り。

燃料:5788

弾薬:7667

鋼材:1843

ボーキ:+48

バケツ:64

女神消費:0

 

半日戦果とは思えない資源消費の軽さ。

 

挑戦前戦果反映ランキング画面

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挑戦後戦果反映ランキング画面

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挑戦後戦果 - 挑戦前戦果 

3787 - 3502 = 285

 

提督経験値から算出される戦果の実数値が284.4548だったので、小数点分で繰り上がりで285になったと考えられます。

この記録は執筆時点で7-1オンリー歴代3位です。

 

〇更に記録を伸ばすためには…?

①装備改修をちゃんとする

ソナー・爆雷は改修により対潜のみならず砲撃火力も上昇し、ソナーは改修することで雷撃回避も上昇します。

叩くのが軽い(一部ソナーを除く)とはいえ、使う艦隊分を全部改修しきるのは大変ですがこれをきちんとすれば12時間の周回で差をつけることができます。

 

②4隻編成を駆使する

7-1には水雷マス前の燃料マスを経由せず、Fマス(気のせい)→Gマス(水雷)を通る4隻編成が存在します。

編成の自由度は高く様々な編成がありますが、自分なら軽巡3雷巡1あたりを組むと思います。

燃料マスを経由しないのでその分の時間が短縮されます。

また、先制雷撃艦を固めれば水雷マスで敵を安定して処理できます。

その代わり、ボス前分岐で3割の確率で逸れるピーキーなルートです。

 

最初の数回を4隻編成で出てリセマラするとか、最後3分少々しか残っておらず通常編成では間に合いそうにないときに賭けで放り込む、などの使い道があります。

 

③4艦隊ローテを採用する。

3艦隊ローテから4艦隊ローテにすることで、補給・入渠操作を少なくすることができる。歴代記録更新を狙うのであれば自然と4艦隊ローテになっていくと思います。

 

---小話---

なぜ筆者は3艦隊ローテなのかというと、単純に対潜装備の数が4艦隊に配分するに足りていないことと、3艦隊ローテでどこまで行けるのか確かめてみたかったからです。

歴代で283以上の記録は全て4艦隊ローテによるもので、挑戦当時の3艦隊ローテの最高記録は自身が2年前に記録した282でした。(しかも、使用した艦娘のレベルがオール99)

その時の手ごたえから自分の艦隊で284はいけるという自信があって、そこには到達したいとの思いでやってきました。そして今回、それを超える285という記録を出すことができました。

個人的には3艦隊ローテを突き詰めれば287は行けると思っています・・・が、そこがほぼ限界かなと。

4艦隊ローテであれば、288ないし289は出せると思います。

 

〇あとがき

つらつらと書きたいことを書いたらこんなに長くなってしまいました。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

参考にもならないような乱筆っぷりですが、私のフィーリングを感じ取っていただけたのであれば幸いです。

3-4も7-1も提督経験値カンスト前の最後の挑戦だったので、悔いの残らない記録を出すために頑張りました。

次に提督経験値の上限解放が来るまで半日戦果を走ることはできませんが、解放されたときは自身を超えるべく挑戦してみたいと思います。

今後の半日戦果挑戦者の健闘を祈ります!!