つかぽんのひとりごと

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【艦これ】第1回るせる杯に第五海域担当で出場した備忘録的なもの

2022年8月6日に、Lcelさん・恋歌さん・おっちょさんの主催する「第1回るせる杯」が開催され、チーム「🌸よちよちペンギン組🌸」のメンバーとして第五海域を走りました。

本記事では、実際に使用した編成のコンセプトや本番の振り返りについて書きたいと思います。

 

1.るせる杯とは?

かつてラムダさんが主催し第5回まで開催された「λ杯」の後継大会で、ルールもほとんどλ杯に準じています。

簡単に言うと、1チーム3~7人で第一海域から第七海域まで一人一海域ずつリレーをしていく大会です。

 

詳しい大会の内容についてはこちらを参照してください↓

docs.google.com

 

僕自身λ杯の前身の「大天使杯」の頃からλ杯まで合計6回参加していますが、第五海域しか走ったことがありません。

最後に出場したのが第4回λ杯(2020年2月22日開催)で、その時は24分8秒で区間5位(25名中)でした。

そこからブランクが空くこと2年半。

この間に新しい改二、装備の実装や火力キャップの上方修正など艦これの環境は変化しており、第五海域に与える影響も大きくなっていました。

そこで、今回は過去の速かった走者の編成をベースに新たに組み直して本番に臨みました。

 

結果として、

チームは2時間22分11秒で9チーム中5位

自身は第五海域を23分55秒で走り区間3位でした。

 

当日の出走をニコニコ動画に上げましたので、実際に見ていただいた方が流れが分かりやすいと思います。

 

 

2.使用した編成

〇5-1

 

ルート:BCFJ(道中2戦最短)

 

道中2戦最短ルート。

こちらの制空値は0ですが、敵編成で空母が含まれるのがFマスは40%、ボスマスは30%なので空母のいない編成を引いた際の航空戦演出カットが期待できます。

また道中は支援で、ボスはタッチである程度薙ぎ払うことができることも踏まえて演出に時間のかかる弾着をカットする狙いもあります。

 

・実際の戦績

Fマスで空母入り編成を引く、ボスマスでは1巡目タッチが出ず2巡目までかかる。

出撃~母港帰還まで3分35秒。

3分10秒前後で済ませたかった。

 

〇5-2

 

ルート:BCEFO(道中2戦目強マス)

 

低速入り道中3戦ルート。

Eマス経由ではDマスよりも敵編成が強くなるが、Dマスは確率で潜水艦入りの編成を引くことと、Dマスの戦闘後に羅針盤演出が発生するためRTAではEマス経由の方が有利。

ボスは46%(ほぼ50%?)の確率で旗艦に空母鬼が出現。できれば引きたくない。

 

・実際の戦績

道中は85点くらいで可もなく不可もなく。

ボスマスはヲ級旗艦編成を引くも、開幕航空戦でまさかの撃沈0。

2巡目の武蔵まで砲撃戦が長引いてしまった。

出撃~母港帰還まで4分37秒。

 

〇5-3

 

ルート:DGIOKEQ(道中2戦最短)


5-3おなじみ最短ルート。

道中の夜戦マスは支援で凌ぎ、ボスはタッチで早期決着を狙う。

ボス強編成時でも制空優勢(制空値140以上が必要)が取れるように熊野を水戦キャリアとした。

 

・実際の戦績

Kマスで本出走唯一の支援サボり。よりによって一番来てほしいマップでサボった。

だが、敵の2連続カットインを矢矧が受け流したため事なきを得る。

矢矧・・・お前がMVPだ・・・!

ボスは強編成を引き、1巡目でタッチ出ず。

2巡目でタッチが出るも、南方姫を狙った2撃目が外れてしまい結果的に夜戦にもつれる。

出撃~母港帰還まで4分47秒。

展開が良ければ4分を切ることも可能であり、さすがにこれは遅すぎる。

 

〇5-4

 

ルート:AFHIJMP(下夜戦3戦)

 

走者によってルートが分かれる5-4ですが、今回は下の夜戦3連続ルートを選択。

ボスでは制空を捨てることになるが、戦艦4隻を投入できるので火力については不足はない。

道中の夜戦マスは支援頼み、ボスは雷巡の先制雷撃で頭数を減らしたのちタッチを叩き込む想定。

 

・実際の戦績

道中は可もなく不可もなく。途中でリ級にカットインを許してしまうが北上がきちんと受け流してくれた。

ボスは1巡目でタッチが出ず。

結局2巡目もタッチが出なかったが、2巡目に入った時点で(大和武蔵の単発で十分殴り倒せる)2隻しか残っていなかったので、むしろ出なくて良かった。

出撃~母港帰還まで4分23秒。

ボスでタッチが1巡目で出なかったのが悔やまれる。

 

〇5-5

 

ルート:BKPS(上)

ここも上ルートか下ルートかで別れるマップですが、今回は上ルートを選択。

大和改二の実装でより安定感が増したように思います。

道中は支援+開幕航空戦で頭数を減らし、大和+武蔵で残りを叩く方針。

Pマスのレ級はノーマルが理想ですが、ほとんどは先制雷撃を撃ってくる赤い奴が出てきます。開幕航空戦と支援で大破まで追い込むか、先制雷撃を大破せずに受けきる or 避けるかのどちらかを狙っていくことになります。

ちなみに今回使用した編成の大和・武蔵であれば、同航戦・T有利での先制雷撃による大破率は5~6%、反抗戦やT不利では大破することが無いのでできればその2艦に行ってカスダメに抑えられるのが理想です。

ゲージを割った後の編成では必ず潜水艦(ヨ級Elite)が1隻混じるため先制対潜で処理し、残り5隻の水上艦を開幕航空戦で減らしてからタッチで殲滅するのが想定の動き。

 

・実際の戦績

道中Kマスで支援が敵を減らせず。

Pマスではレ級Eliteを引くが先制雷撃を加賀が中破で耐え、レ級の砲撃もタシュケントがきっちりと回避しボスマスへの切符を獲得。

ボスマスではタッチが1巡目で出ず(大和武蔵のタッチが1巡目で出なかった場面は筆者はこれが初めて)。

2巡目入った時点で既に瀕死だった3隻にタッチをお見舞いし終了。

出撃~母港帰還まで5分25秒。

試走でも5分切れていたので、これは遅い。

 

〇支援艦隊

大和・武蔵・加賀の3隻は反抗キャップ到達。

長門は正直まだまだ火力盛れます。やはりアイオワ砲GFCSの量産は正義です。

駆逐艦は命中重視で電探ガン積みにしましたが、キラキラ込みの命中率を考えると1本くらいは主砲を積んでも良かったかもしれません。

 

使用した編成の詳細が見たい方にために作戦室のリンクを貼っておきます。

jervis.vercel.app

 

また、るせる杯の使用編成記録のスプレッドシートがあります。

他走者や他海域の編成を見ることができるので、今後の出場を検討している方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

docs.google.com

 

ちなみに、当日は誤操作を防止するために下記リンク先の自作チャートを見ながら出走しました。

docs.google.com

 

〇没編成

当初使う予定だったが、諸々の兼ね合いで使わなかった3種類の編成を供養。

 

・5-4上ルート(個人的通称:空6ルート)

ルート:BCG(K)LP(道中3戦)

正規空母4隻+軽空母2隻で上からボスへ到達できるルート。

初戦のCマスでは潜水艦が2隻混じることがあるため、軽空母の先制対潜で輪形陣+反航戦で確殺できるよう調整。

道中は開幕航空戦と支援、ボスも開幕航空戦の暴力でなぎ倒す想定。

このルートのメリットは飛びぬけて速くはないが、大破撤退も少なく安定して突破することができる。

デメリットは、タイムが開幕航空戦の出来によって左右されやすいことと1周でボーキサイトが4桁溶けることか(上記編成で試走したら1100持っていかれました)。

 

・5-5下ルート

 

ルート:ACEGIMOS(道中3戦)

もともと長門陸奥+駆逐4だったのが、大和武蔵+駆逐4になった編成。

大和武蔵のタッチが強力なためボスの安定性が増したと言っていい。また、大和武蔵が増設に大和電探を積めるようになったのでボス到達に必要な索敵値を満たすことが容易になっている。

だがこちらは道中に2回も夜戦マスを通ることと、脆弱な駆逐艦が4隻ということで大破撤退のリスクが高め。

上ルートのレ級先制雷撃のリスクとどちらを取るかでもルート選択が変わりそう。

 

今回なぜ上記の2編成を使用しなかったかというと、5-5を上ルートで行こうとした際に正規空母を2隻入れることになるのですが、5-4で上ルートを編成した際に強力な空母及び艦攻をほぼ全てつぎ込むことになります。

そして、5-2でも2隻の正規空母を使用する関係上、自分のチャートではプリセット展開が余計に1回増えてしまいます。

5-4を空母を使用しない下ルートにすることで、5-2の正規空母2隻をそのまま5-5上ルートの正規空母として使いまわすことができます。

本番前に5-5のゲージを割りに行ったのですが、大和武蔵入りの上ルートが本当に安定していたので上ルートで行こうと決めた次第。

 

〇総評

まず、チームへの貢献として考えた際に大破撤退が無かったことは良かったと思います。

実際、我がチームは前半海域で敵編成や交戦形態に恵まれない展開が続くも、第五~第七海域を無撤退で通しチーム順位を押し上げることができました。

1回大破撤退してしまえば、基本的には1海域分の経験値カット分以上にロスとなります。

それがこの大会の面白いところでもあり怖いところでもあります。

その意味では、5-3Kマスで敵の2連続カットインを小破で受けきった矢矧は間違いなく本出走のMVPです。

 

自身の出走に関して、試走した感覚では上振れれば22分中盤、大きくグダらなければ23分前半は出せると考えていたので今回は少し遅かったです。

ですが、2年半のブランクを経て自分なりに考えて組んだおかげで、様々な改善点も見えてきました。

また第五海域を走るときはより速く、安定して走れるようになって戻って来たいと思います。

 

最後に・・・

大会を主催してくださったLcelさん、恋歌さん、おっちょさん

そして寄せ集めながら都合をつけて走ってくださったチームメンバーの皆様

本当にありがとうございました!